インテリアデザイン考察

 

インテリアデザイン学

インテリアデザインにはプロダクトデザインやテキスタイルデザイン、スペースデザインやインテリアコーディネートなど様々な要素が絡み合っています。
ここではインテリアデザインという一つの学問としてとらえ、その中に内包され、影響を与えている要素に焦点をあててみました。

密接に影響しあうデザインの概念

スペースデザイン
空間をデザインする、という意味ではインテリアデザインとほぼ同義語とも言えます。
主に店舗やホテルなどの商業施設によく用いられるようですね。
立体情報を視覚化するという意味あいがビジュアルデザインとの差になっています。

プロダクトデザイン
インダストリアルデザイン(工業デザイン)と同じ言葉として使われることが多く、一般的には家庭電気製品など量産される工業製品のデザインを指します。
プロダクトデザインとは、立体物に対するデザインを表現し、、グラフィックデザインやスペースデザインと区別するために使用されることもあります。
また量産を前提としている部分が他の分野との大きな違いとなります。

インテリアコーディネート
単に家具や照明をセレクトしていくだけでなく、居住空間の「生活様式 」を提案し、インテリアだけではなく、家具それぞれの機能や感覚までをコーディネートします。
色や質感、家具のサイズや配置、照明の位置や光の演出方法までトータルな調和を追い求めるため膨大な知識と応用が必要になります。

テキスタイルデザイン
布地の織物や編地、刺繍やプリント柄に至るまでをふくめたデザインを表現する言葉です。
エンドユーザーの嗜好を分析してモチーフや構図を決め、加工方法の技術面も考慮にいれながらデザインしなくてはなりません。

インテリアデザインに関する分野は対象が「立体物」であったり、「空間」や「平面」であったりします。
非常に奥深く、多様なデザイン概念が互いに影響しあっているため、人々が快適な居住空間を追い求める限り終わりのない学問なのかもしれません。

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