インテリアデザイン考察

 

住まいが生みだす学問

最近人気のインテリアコーディネーターをはじめ、インテリアプランナーやカラーコーディネーターなどインテリアデザインに関連した資格はたくさんあります。
前項で述べたように多くの学問と密接な関係を持っているがゆえに、インテリアデザインを学ぶうえで貯えなくてはならない知識も膨大です。

インテリアデザインに関連した資格・試験

インテリアプランナー
クライアントにとって望ましい居住空間を、機能性や安全性、快適性と経済性を踏まえたうえで、向上させるための提案を行う仕事です。
国土交通省所管の財団法人 建築技術教育普及センターが試験を行っています。

インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターは消費者のニーズを的確に読みとって、「その人に合った斬新な生活様式」を提案する仕事です。
家具、カーテン、照明器具、住宅設備など様々なインテリア関連商品に対する深い知識だけでなく、機能面やそれぞれのコーディネートに対するセンス求められます。
インテリアデザインに関連した資格のなかでは近年もっとも人気がありますね。

建築士
都市圏の高層ビルからマンションや一戸建てに至るすべての建築物を設計する建築のスペシャリストです。
一級建築士は「建設大臣の免許を受け、設計、工事監理等の業務を行う者」
二級建築士は「都道府県知事の免許を受け、設計、工事監理等の業務を行う者」という定義づけがおこなわれています。

カラーコーディネーター
色彩がもつ人間の心理的な影響や顧客に好まれる色合いや色彩特性を学び、色彩をコントロールします。
インテリアデザインだけでなく、店頭のディスプレイやファッションデザインなど、あらゆるデザインやコーディネート法に応用がきくため非常に人気のある資格です。

福祉住環境コーディネーター
高齢者や障害者が住みよい居住環境を提案し、医療や福祉、建築や有効な空間の使い方などの知識を身につけたアドバイザー。
公共機関においても段差をなくすなど、高齢者に対してやさしい環境作りを提案します。

キッチンスペシャリスト
(社)日本住宅設備システム協会が主催する公的資格で、キッチンに配備される各設備・機器のみにとどまらず、ガスや電気、水道などの防災上の安全対策や建築構造との取り合いについてのスペシャリストです。
エンドユーザーとメーカーの間にたち、生活様式にあわせた提案を行います。
実生活に基づいた女性の経験とセンスを発揮できるのが魅力ですね。

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